20代で初めて転職するときは、「求人が多そう」という理由だけでサービスを選ぶと、使い方が自分に合わないことがあります。

同じ転職支援でも、相性のよい転職アドバイザーを紹介するサービス20代・第二新卒に特化したエージェント求人検索とエージェント、スカウトを併用できる総合サービスでは、役割が異なります。

この記事では、次の3サービスを悩み別に比較します。

  • 転職エージェントナビ
  • マイナビジョブ20’s
  • dodaエージェントサービス

※サービス内容や求人状況は変更される場合があります。登録前に各公式サイトで最新情報を確認してください。掲載内容は2026年7月25日時点の公式情報を基に整理しています。

先に結論:20代の転職支援は悩み別に選ぶ

今の悩み第一候補選ぶ理由
どの転職エージェントや担当者へ相談すべきか分からない転職エージェントナビ300人以上の転職アドバイザーから相性を見て紹介
初転職・第二新卒で、自己分析から選考対策まで支援してほしいマイナビジョブ20’s20代向け求人と適性診断、書類・面接支援
自分でも求人を検索しながら、必要に応じて相談やスカウトを使いたいdoda求人検索・エージェント・スカウトを併用可能

迷ったときは、次のように選ぶと分かりやすいです。

  • 担当者との相性を重視する:転職エージェントナビ
  • 20代向けの専門支援を重視する:マイナビジョブ20’s
  • 自分でも求人を探し、選択肢を広げる:doda

最初から1社に絞る必要はありません。第一候補と併用候補の2社ほどへ、同じ希望条件を伝えて比較すると、担当者の話しやすさや紹介求人の違いを判断しやすくなります。

3サービスの比較表

比較項目転職エージェントナビマイナビジョブ20’sdoda
サービスの型転職アドバイザー紹介・マッチング型20代特化型エージェント総合転職サービス
主な対象20代の既卒・第二新卒・フリーターなどが中心20代・第二新卒・既卒幅広い年代・職種
求人の探し方紹介されたアドバイザーが求人を提案担当者からの求人紹介と公開求人検索公開求人検索、担当者からの紹介、スカウト
担当者の特徴複数会社に所属する300人以上から相性を見て紹介20代向けのキャリアアドバイザー業界・職種に詳しい専門スタッフ
適性診断紹介先により異なるあり年収査定など複数の診断サービスあり
書類・面接支援紹介されたエージェントが対応書類添削・面接対策あり書類添削・面接対策あり
自分で求人検索基本は紹介先エージェント経由公開求人を検索可能公開求人を検索可能
スカウト紹介先により異なるサービス内容を登録時に確認企業からのスカウトを利用可能
利用料金無料無料無料
特に向く人自分に合う相談相手を探したい人初転職を基礎から支援してほしい20代自分でも比較しながら活動したい人

この3社は、単純な求人件数だけでは比較できません。誰に相談するか、どこまで自分で探すか、20代向けの支援が必要かを先に決めましょう。

転職サイト・転職エージェント・担当者紹介サービスの違い

転職サイト

転職サイトは、公開されている求人を自分で検索し、応募するサービスです。

  • 自分のペースで求人を探しやすい
  • 担当者との面談を待たずに応募できる
  • 多くの求人を一覧で比較しやすい

一方で、求人の選び方、応募書類、面接対策、条件交渉などを自分で進める場面が増えます。

転職エージェント

転職エージェントは、登録内容や面談を基に、担当者が求人紹介や選考支援を行うサービスです。

主な支援は次のとおりです。

  • キャリア相談
  • 求人紹介
  • 履歴書・職務経歴書の添削
  • 面接対策
  • 面接日程の調整
  • 入社時期や条件の調整

ただし、登録すれば必ず希望どおりの求人を紹介されるわけではありません。経歴、希望職種、勤務地、求人状況によっては、面談や求人紹介まで進まない場合があります。

転職エージェント紹介サービス

転職エージェント紹介サービスは、求人を直接選ぶ前に、利用者と相性のよい転職アドバイザーや人材紹介会社を探す仕組みです。

「大手だから選ぶ」のではなく、考え方、希望業界、経歴などを踏まえて相談相手を紹介してもらえる点が特徴です。

過去に担当者と合わなかった人や、どのエージェントへ登録するか決められない人に向いています。

比較するときに見る8つのポイント

1. 対象年齢と経歴

20代向けでも、主な利用者はサービスごとに異なります。

  • 新卒入社から数年以内の第二新卒
  • 就職経験のない既卒
  • アルバイト経験を中心に就職先を探す人
  • 正社員経験を活かして同業界へ転職する人
  • 未経験職種へ挑戦したい人

公式サイトの対象だけでなく、現在の経歴で紹介可能な求人があるかを登録後に確認しましょう。

2. 未経験職種・第二新卒求人の扱い

「未経験OK」には、社会人経験不問、業界未経験、職種未経験など複数の意味があります。

たとえば営業経験を活かしたIT業界への転職と、就業経験なしで専門職へ転職するケースでは、応募できる求人が異なります。

求人票では次の項目を確認してください。

  • 必須経験
  • 歓迎経験
  • 研修期間
  • 試用期間の条件
  • 配属先と実際の仕事内容
  • 転勤の有無

3. 担当者の選び方と変更方法

担当者の知名度より、自分の希望を正確に理解してくれるかが重要です。

  • 希望職種の仕事内容を理解しているか
  • 応募を急かさず、選択肢を説明するか
  • メリットだけでなく注意点も伝えるか
  • 連絡頻度や方法が自分に合うか
  • 担当変更を相談できるか

最初の面談で違和感があっても、すぐに転職活動全体を諦める必要はありません。担当変更や別サービスの利用を検討しましょう。

4. 自己分析と適性診断

初めての転職では、求人を見る前に次の項目を整理すると応募先を選びやすくなります。

  • 得意だった業務
  • 苦手だった環境
  • 周囲から評価されたこと
  • 今後身につけたいスキル
  • 希望年収と最低限必要な年収
  • 勤務地、休日、残業など譲れない条件

適性診断は判断材料の一つです。診断結果だけで職種を決めず、経験や希望条件と合わせて担当者へ相談してください。

5. 書類添削と面接対策

同じ経歴でも、担当業務を具体的に書けるかで伝わり方が変わります。

「接客を担当」だけでなく、次のように整理します。

  • どの顧客を担当したか
  • 1日・1か月の対応件数
  • 工夫したこと
  • 数字や結果
  • 周囲と連携したこと

面接対策では、転職理由と志望動機が矛盾していないかも確認しましょう。

6. 求人検索とスカウト

担当者からの紹介だけで進めると、紹介可能な求人の範囲だけで判断しやすくなります。

自分でも公開求人を検索すると、次の情報を把握できます。

  • 希望職種の求人件数
  • 必要とされる経験
  • 年収相場
  • 勤務地やリモート条件
  • 企業がよく使う職種名

スカウトは選択肢を増やせますが、届いたこと自体が採用や面接を保証するとは限りません。仕事内容と条件を確認してから応募してください。

7. 対応地域と面談方法

全国対応と書かれていても、希望地域や職種によって求人状況は異なります。

  • 希望勤務地
  • 転勤の可否
  • フルリモート希望か
  • オンライン面談が可能か
  • 入社時期

を登録時に具体的に伝えましょう。

8. 登録後に必ず求人を紹介されるとは限らない点

転職支援サービスは、内定を保証するものではありません。

経歴や希望条件に合う求人がない場合、求人紹介やキャリアカウンセリングを受けられないことがあります。希望条件を無理に下げるのではなく、公開求人の検索、別サービスの併用、スキル習得など次の手段を検討します。

転職エージェントナビ|担当者との相性を重視したい人

転職エージェントナビは、希望を聞いたうえで、さまざまな会社に所属する300人以上の転職アドバイザーから相性のよい担当者を紹介するサービスです。

公式サイトでは、20代の既卒・第二新卒・フリーターなどが主な利用者として案内されています。

主な特徴

  • 全国300人以上の転職アドバイザーからマッチング
  • 性格、考え方、希望業界などを踏まえて紹介
  • 担当者が合わない場合は変更を相談可能
  • 紹介された担当者が求人紹介から面接対策まで支援
  • 利用料金は無料

向いている人

  • どの転職エージェントを選ぶべきか分からない
  • 過去に担当者との相性が合わなかった
  • 初めての転職を相談できる相手がほしい
  • 第二新卒・既卒として就職先を探している
  • 未経験職種を含めて選択肢を整理したい

注意点

転職エージェントナビ自体がすべての求人紹介や選考支援を直接行うのではなく、紹介された転職アドバイザーが担当します。

対応方法や得意職種は紹介先によって異なるため、初回面談で次の点を確認してください。

  • 得意な業界・職種
  • 紹介可能な地域
  • 書類添削と面接対策の方法
  • 連絡頻度
  • 担当変更の相談方法

マイナビジョブ20’s|初転職・第二新卒を基礎から支援してほしい人

マイナビジョブ20’sは、マイナビグループが提供する20代・第二新卒・既卒向けの無料転職支援サービスです。

公式サイトでは、全求人が20代向けで、未経験OK求人が76%以上、登録者の77%以上が25歳以下と案内されています。

主な特徴

  • 全求人が20代向け
  • 20代向けのキャリアアドバイザーが担当
  • 自己分析に使える適性診断
  • 求人紹介
  • 履歴書・職務経歴書の添削
  • 面接対策
  • 選考日程や入社日の調整
  • 利用料金は無料

向いている人

  • 初めて転職する20代
  • 第二新卒として働き方を見直したい
  • 既卒から正社員就職を目指したい
  • 自分の強みや向く仕事を整理したい
  • 未経験職種の求人を探したい
  • 応募書類や面接に不安がある

注意点

20代向けのサービスなので、年齢や希望条件によっては対象となる求人が限られます。

また、「未経験OK」が、すべての職種で経験を問わないという意味ではありません。興味のある求人ごとに、必須条件と研修内容を確認しましょう。

doda|求人検索・相談・スカウトを併用したい人

dodaは、公開求人を自分で検索しながら、エージェントサービスやスカウトサービスも利用できる総合転職サービスです。

エージェントサービスでは、専門スタッフによる求人紹介、応募書類の添削、面接対策、面接日程や入社時期の調整などを受けられます。

主な特徴

  • 公開求人を自分で検索できる
  • 非公開求人を含む求人紹介
  • キャリアプランの相談
  • 履歴書・職務経歴書の添削
  • 模擬面接や面接のアドバイス
  • 企業との日程調整
  • 企業から直接オファーが届くスカウトサービス
  • 利用料金は無料

向いている人

  • まず自分で多くの求人を見たい
  • エージェントだけに任せず活動したい
  • 幅広い職種や業界を比較したい
  • 在職中に求人検索と相談を並行したい
  • スカウトを含めて可能性を広げたい

注意点

登録内容や希望条件に合う求人がない場合、キャリアカウンセリングが設定されないことがあります。その場合でも、別の担当部門から求人が案内される場合があります。

求人検索、エージェント、スカウトを同時に利用すると情報量が増えるため、応募先と連絡元を一覧で管理しましょう。

状況別のおすすめ組み合わせ

状況第一候補併用候補
相談相手との相性を最優先したい転職エージェントナビdoda
初転職・第二新卒で基礎から支援してほしいマイナビジョブ20’s転職エージェントナビ
自分でも求人を探したいdodaマイナビジョブ20’s
未経験職種を検討しているマイナビジョブ20’s転職エージェントナビ
過去に担当者と合わなかった転職エージェントナビdoda
幅広い求人経路を持ちたいdodaほか2社のどちらか

3社すべてへ一度に登録すると、連絡と求人管理の負担が増えます。最初は2社程度にして、比較後に追加する方が進めやすいです。

複数サービスへ登録するときの進め方

1. 同じ希望条件を伝える

サービスごとに希望条件が変わると、紹介内容を公平に比較できません。

次の内容を同じ基準で伝えます。

  • 希望職種
  • 希望業界
  • 勤務地
  • 希望年収
  • 休日・残業の条件
  • 転勤の可否
  • 入社可能時期

2. 担当者と紹介求人を分けて評価する

話しやすい担当者でも、希望に合う求人が少ない場合があります。反対に、求人が魅力的でも連絡方法が合わないこともあります。

  • 担当者の理解度
  • 紹介求人の一致度
  • 連絡頻度
  • 選考支援
  • 条件説明の分かりやすさ

を分けて比較しましょう。

3. 同じ求人へ重複応募しない

複数サービスから同じ企業を紹介されることがあります。

応募前に、企業名、職種名、紹介元を確認し、すでに応募していないかを担当者へ伝えてください。

4. 応募状況を一覧にする

最低限、次の項目を記録します。

企業職種紹介元応募日選考段階次の予定
例:A社営業doda7月25日一次面接7月30日

Notionやスプレッドシートで管理すると、日程の重複や返信漏れを防ぎやすくなります。

5. 合わないサービスは利用を絞る

登録したサービスをすべて最後まで使う必要はありません。

担当者、求人、連絡頻度が合わない場合は、担当変更や利用停止を相談し、相性のよいサービスへ集中します。

登録前に準備すること

完璧な履歴書を作ってから登録する必要はありませんが、次の情報をメモしておくと面談が進みやすくなります。

  • 転職を考えた理由
  • 希望職種・業界
  • 希望勤務地
  • 希望年収
  • 入社可能時期
  • 学歴
  • 職歴・アルバイト歴
  • 現在の担当業務
  • 得意なこと
  • 苦手な環境
  • 譲れない条件
  • 相談しながら調整できる条件

転職理由は、現職への不満だけで終わらせず、「次の職場で何を実現したいか」まで整理しておきましょう。

転職活動で注意したいこと

求人件数だけで判断しない

多くの求人を保有していても、自分の経歴、地域、希望条件に合う求人が多いとは限りません。

登録後に紹介された求人の内容で判断してください。

応募を急かされても即決しない

応募期限がある場合でも、仕事内容や労働条件を確認せずに決める必要はありません。

分からない項目は担当者へ質問し、納得してから応募します。

労働条件を書面で確認する

内定後は、口頭説明だけでなく、労働条件通知書などの書面で次の内容を確認します。

  • 雇用形態
  • 契約期間
  • 勤務地
  • 業務内容
  • 給与と固定残業代
  • 就業時間
  • 休日
  • 試用期間
  • 退職に関する条件

退職を先に決めすぎない

転職活動の期間は人によって異なります。生活費や心身の安全を考え、在職中に進められる場合は、内定と条件確認の後に退職時期を決める方法もあります。

現在の職場に強い問題があり、安全に退職する準備が必要な場合は、ブラック企業を安全に辞めるための準備と相談先も確認してください。

40代で転職・副業・独立を比較したい場合は、40代の未経験転職・副業・独立を比較で別の判断軸を解説しています。

よくある質問

転職するか決めていなくても登録できる?

情報収集やキャリア相談を目的に登録できるサービスもあります。ただし、求人紹介やキャリアカウンセリングは、経歴や希望条件、転職時期などを踏まえて案内されます。

「今すぐ転職する予定はない」と正直に伝え、利用できる支援を確認してください。

複数の転職エージェントを使ってもよい?

複数利用は可能です。担当者や紹介求人を比較しやすくなる一方、連絡や応募状況の管理が必要です。

最初は2社程度から始めると負担を抑えられます。

担当者が合わない場合は変更できる?

サービスによって担当変更の方法は異なります。転職エージェントナビは、紹介された担当者が合わない場合に別の担当者紹介を相談できると案内しています。

変更を依頼するときは、「連絡頻度を減らしたい」「希望職種への理解がある人に相談したい」など理由を具体的に伝えましょう。

未経験職種でも求人を紹介してもらえる?

未経験OK求人を扱うサービスはありますが、職種や地域、これまでの経験によって紹介可能な求人は変わります。

過去の仕事やアルバイトで身につけたスキルが、希望職種でどう活かせるかを担当者と整理してください。

登録すれば必ず面談や求人紹介を受けられる?

必ず受けられるとは限りません。経歴、希望条件、求人状況によって、面談や求人紹介が行われない場合があります。

1社で案内がなかった場合でも、公開求人の検索や別サービスの利用など、ほかの方法を検討できます。

利用料金はかかる?

今回紹介した3サービスは、求職者が無料で利用できます。企業側から支払われる紹介手数料などで運営されています。

在職中でも利用できる?

在職中でも利用できます。面談可能な時間、連絡を受けやすい方法、入社可能時期を登録時に伝えましょう。

まとめ

20代向け転職支援サービスは、知名度だけでなく、現在の悩みに合う仕組みで選びます。

  • 担当者との相性から選びたい:転職エージェントナビ
  • 初転職・第二新卒向けの専門支援を受けたい:マイナビジョブ20’s
  • 求人検索・相談・スカウトを併用したい:doda

最初は第一候補と併用候補の2社ほどへ同じ希望条件を伝え、担当者の理解度と紹介求人を比較しましょう。

登録は転職の決定ではありません。求人の仕事内容と労働条件を確認し、自分が納得できる選択肢へ絞り込むことが大切です。

参考にした公式情報

最終確認日:2026年7月25日