動画編集を副業にしたいと思っても、ソフトの操作だけを覚えれば仕事になるわけではありません。案件では、素材整理、構成、テロップ、音量調整、修正対応、納期管理まで含めて進める必要があります。
独学で進めにくい部分を補う選択肢が、動画編集スクールです。ただし、スクールごとに学習期間、質問方法、添削、ポートフォリオ、案件獲得支援が異なります。
この記事では、オンラインで学べるデジハクとstudio USを比較します。料金やキャンペーンは変わるため、申込み前には各公式ページで最新情報を確認してください。
先に結論:学習の進め方で選ぶ
| 比較項目 | デジハク | studio US |
|---|---|---|
| 学び方の軸 | 教材と専属講師の伴走で段階的に進める | 豊富な動画教材を自分のペースで進める |
| 向いている人 | 学習計画や作品制作を個別に相談したい人 | 期間を気にせず繰り返し学びたい人 |
| ポートフォリオ | 制作物の添削や実績作りを重視 | 多数の制作課題を活かして作品をまとめる |
| 仕事への準備 | 営業・案件獲得・キャリア設計まで学ぶ | 案件紹介、スクール内コンペ、営業相談を活用する |
| 確認したい点 | 個別サポートの期間と対象範囲 | コースごとの教材・質問・案件支援の範囲 |
短期間で計画を立て、講師と相談しながら進めたいならデジハク、仕事と両立しながら期間を気にせず教材を使いたいならstudio USが候補です。
デジハクが向いている人
デジハクは、オンライン教材に加えて、講師へ相談しながら学習計画や作品制作を進めたい人に向いています。
候補になりやすいのは、次のような人です。
- 未経験で、何をどの順番で学ぶか決めるのが不安
- Premiere Proなどの操作だけでなく、仕事としての進め方も学びたい
- 制作物への添削を受けながらポートフォリオを整えたい
- 営業、案件獲得、クライアント対応まで相談したい
- 転職か副業か、学習中に方向性を整理したい
個別伴走をどう使うかが大切
講師へ相談できる環境があっても、質問せず教材を見るだけでは独学との差が小さくなります。
受講前に、次のような相談を準備しておくと活用しやすくなります。
- 週に確保できる学習時間で、どの進度が現実的か
- YouTube編集、広告動画、モーショングラフィックスのどれを優先するか
- ポートフォリオに何本の作品を、どの品質で載せるか
- 最初に応募する案件の作業範囲と単価感
- 修正対応やクライアントとの確認をどう進めるか
「動画を編集できる」だけでなく、依頼内容を確認し、期限までに納品できる状態を目標にしましょう。
studio USが向いている人
studio USは、オンライン動画教材を自分のペースで進めながら、制作課題、質問、案件獲得支援を活用したい人に向いています。
候補になりやすいのは、次のような人です。
- 本業や育児と両立するため、受講期限を気にせず学びたい
- Premiere Proだけでなく、After Effectsやデザインソフトも学びたい
- 多くの制作課題に取り組み、ポートフォリオの素材を増やしたい
- スクール内コンペや実績作り用の案件に挑戦したい
- 学習後も案件や仕事の相談ができる環境を重視したい
教材数より、必要な範囲を完走する
教材が豊富でも、最初から全部を見る必要はありません。副業の入口では、次の順番が現実的です。
- Premiere Proの基本操作
- YouTube動画など一つの形式を完成させる
- テロップ、音量、書き出し設定を安定させる
- 修正指示を受けて直す練習をする
- ポートフォリオを作る
- 案件応募と営業を始める
After Effectsや高度な表現は、基本的な編集を納品できるようになってから追加しても遅くありません。
2校を比べる6つのポイント
1. 学習期間と生活との相性
短期間で集中できる人と、仕事の繁忙期に学習が止まりやすい人では、合う仕組みが違います。
無料相談では、標準的な学習期間だけでなく、週5時間・週10時間など自分が確保できる時間での進め方を質問してください。
2. 使用する編集ソフト
動画編集の仕事では、案件によって使用ソフトが指定されることがあります。
- Premiere Pro
- After Effects
- Photoshop
- Illustrator
- DaVinci Resolve
など、コースに含まれるソフトと、自分で契約する必要があるソフトを確認しましょう。受講料とは別に、PCやソフトの費用がかかる場合があります。
3. 質問と添削の違い
操作方法を質問できることと、完成した動画を添削してもらえることは別です。
- 質問できる時間帯
- 返信までの目安
- 個別面談の回数
- 自主制作物も添削対象か
- 添削を受けられる期間
- 修正後に再確認してもらえるか
まで確認すると、サポートの具体像が分かります。
4. ポートフォリオの作り方
教材をなぞっただけの作品は、実際の案件で何ができるか伝わりにくいことがあります。
ポートフォリオには、作品と一緒に次を載せましょう。
- 想定した依頼内容
- 自分が担当した作業
- 使用ソフト
- 編集時間
- 工夫した点
- 修正前後で改善した点
完成作品だけでなく、仕事の進め方を説明できると提案しやすくなります。
5. 案件支援の中身
「案件サポート」という言葉には幅があります。
- 案件獲得の講座がある
- 営業文やプロフィールを添削してもらえる
- スクール内コンペへ参加できる
- 実績作り用の案件へ挑戦できる
- 外部案件を紹介してもらえる
- 受注後の進行も相談できる
どこまで含まれるのかを確認してください。案件紹介があっても、必ず受注できるとは限りません。
6. 卒業後・受講終了後の支援
最初の案件は、学習中より受講後に獲得することもあります。教材の閲覧期間、質問、コミュニティ、案件相談がいつまで使えるかを確認しましょう。
無料相談で聞く質問
無料相談や説明会では、サービスの説明を聞くだけで終わらせず、自分の条件を伝えます。
- 週に○時間の学習で、何か月ほどを想定すべきか
- 未経験者が最初に完成させる作品は何か
- 自主制作物は何回まで添削してもらえるか
- ポートフォリオ完成までの具体的な流れ
- 案件支援で受けられること、受けられないこと
- 受講終了後も利用できる教材とサポート
- PC・ソフトを含めた総額
- 途中解約や返金の条件
回答が抽象的な場合は、「具体的な利用例」や「利用条件」を聞き直しましょう。
スクールへ入る前に試したいこと
動画編集が自分に合うか分からない場合は、申込み前に短い動画を一本作ってみる方法があります。
- 1〜3分ほどの素材を用意する
- 不要部分をカットする
- テロップを入れる
- BGMと音量を調整する
- 指定サイズで書き出す
この作業を苦痛に感じるのか、改善を楽しめるのかで相性が見えます。独学で進められる人は、スクールを使わずポートフォリオ制作へ進む選択もあります。
まとめ
デジハクとstudio USは、どちらも動画編集を仕事につなげる準備を学べるスクールですが、使い方が異なります。
- 個別に相談し、計画と制作物を短期間で整えたい人はデジハク
- 期間を気にせず、豊富な教材と継続支援を使いたい人はstudio US
が候補です。
受講を決める前に、自分が必要としているのが「操作方法」「添削」「学習管理」「ポートフォリオ」「案件支援」のどれかを整理してください。必要な支援が明確なら、料金や知名度だけに引っ張られず選べます。